「ゲド戦記」を読んだ学生の頃の私の素直な感想

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学生の頃読んだファンタジー小説の1つがゲド戦記です。

ゲド戦記は6巻構成。

作者はアーシュラ・K・ル=グウィンさん。
アメリカの作家さんでカリフォルニア州バークレー生まれです。

1巻は
影との戦い

ゲドは、自分にふしぎな力がそなわっているのを感じ、真の魔法を学ぼうと、魔法使いの学校に入ります。

2巻は
こわれた腕環

魔法使いのゲドが影と戦ってから数年後の世界。

3巻は
さいはての島へ
魔法の館の長としてアースシーを治める大賢人ゲドのもとに、ひとりの青年が知らせをもってきた。彼の国では魔法の力が衰えて人々は無気力になり、まるで死を待っているようだと.いったい何者のしわざか?

4巻は
『帰還』
大賢人ゲドは久々に故郷の島に帰った彼は、心身ともに衰えた一人の初老の男になっていた.彼が受け継いだ太古の魔法はどうなるのか

5巻は
『アースシーの風』
故郷の島でひっそりと余生を送るゲドのもとへハンノキというまじない師が訪れます。

6巻は
『ゲド戦記外伝』

学生の頃読んだ正直な感想は

「地味だなあ。。。暗い世界だなあ」でした。笑

地味とは決して悪い意味ではありません。

ファンタジー小説を読んでいるワクワク感はあまりなかったのです。
魔法を使って主人公が活躍するという展開を期待して読み始めたのがいけなかったのですよね。笑

人間の奥に秘めた醜い感情を描く物語はむしろ好きなのですが、

ゲドはまた少し違って。

ファンタジーではありますが現実的、リアル感情が入ってくるのがゲド戦記の世界。

虚栄心や驕り、挫折など自分の内側にも潜んでいる感情だっだだけに
読んでいてきつかったのかもしれません。

巻を重ねるたびに主人公も年老いていきます。

魔法を使う事にも大きなリスクがあります。

魔法でなにもかも解決できるわけではないと教えられた気がします。

そのため、他の本のように何度も読み返す事はありませんでした。

魔法を使って主人公が大活躍、というストーリーではありません。

そういった爽快感やワクワクを求めて読むとがっかりするかもしれませんね。

大人になった今の私は学生時代読み込めなかった、

老人になったゲドのものがたり4巻以降をしっかり読みたいですね^^

読むにはパワーと覚悟が要りますが。笑

この物語が世代を超え受け継がれてきたのは

この物語に描かれた世界が人間の心理を鋭く描きとらえているから。

すばらしいファンタジー小説の金字塔だと思います。

人間の心理面に興味のある方
主人公の成長物語がお好きな方、
魔法とは何かと、魔法でなにもかも解決するのが好きではない方など
普通のファンタジーとは少し違う物を読みたいと思う方におすすめなファンタジーです^^

ジブリによるゲド戦記は、原作を先に読んでいたわたしにとっては

完全に違う作品としてとらえました。

監督のゲド戦記という印象です^^

ぜひジブリのゲド戦記しか見ていない方にも原作を読んでほしいです。

ゲド戦記(6点6冊セット) (岩波少年文庫)

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