ハリー・ポッターと死の秘宝

ハリー・ポッターと死の秘宝

 

ようやく私のハリー・ポッターの世界が完結しました。

4作目あたりから、dokidoki感がなくなりドロドロ陰惨な展開になり読むのを辞めていました。やっと読み終えました^^

 

ここからはネタバレ含む感想ですので

未読の方はお戻り下さいね。

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読み終えた正直な感想は

ハッピーエンドで終わってよかった。

でも釈然としない思いも残っている、です。笑

 

印象に残った箇所をmemoしつつ感想を書いていきます。

 

 

 

登場人物たちの、母親、「母性」。

 

ハリーポッターでは女性の存在、特に母性を強く感じます。

 

1人目はハリーの母、リリー。

息子ハリーを守るため、ヴォルデモートの前に盾となって命を投げ出します。その後ハリーは彼女の命懸けの魔法によって護られるようになります。

 

2人目はロンの母、モリー。

シリウスなどを殺害しヴォルデモートの次の悪役だったベラトリックス・レストレンジをモリーが倒します。子どもたちを失いたくない母の強い思いが勝ったのかもしれませんね。

 

3人目はヴォルデモートの母、メローピー。

「愛の妙薬」を使って片思いだったトム・リドルを手に入れヴォルデモートを身篭りますがそ、魔法の効果がなくなるとトムは妊娠中の彼女を捨てて帰郷してしまいます。

メローピーは孤児院で男の子を出産しトム・マールヴォロ・リドルと名付けた後、亡くなります。

 

 

登場人物たちの親の存在がそれぞれの人生に大きく関わってきます。

 

親や先祖の荒廃した人生は子孫に大きな影響を与えるという事でしょうか。ヴォルデモートは望まれて生まれてきた子どもではありません。父のリドルからしますと、魔法で誘惑され生まれた我が子だったわけですからね。

 

個人的には庶民の母である、あたたかいモリーさんにパワーをいただきました。最後まで生き残ってくれてよかった。笑

 

 

 

ダンブルドアの負い目。

後悔と家族という拘束、妹に起きた悲劇

 

次に印象に残ったのは、ダンブルドアの過去の過ちでした。

過去に後悔した事、悔やんでも悔やみきれなかった家族のことが一生傷として残っているようです。

ダンブルドアの家族に起きた不幸な出来事のはじまりはダンブルドアの責任ではありません。

妹のアリアナは6歳の時にマグルに暴行を受け魔法をコントロールできなくなり自分で抑えられなくなると、その力が内側から爆発するようになってしまいました。

妹の状態を知られたらアリアナは聖マンゴに一生閉じ込められることになってしまいます。家族はアリアナを守るため「ゴドリックの谷」に引っ越しアリアナは病気だと言いふらしたのでした。

そしてアリアナの発作を抑えきれなかった母ケンドラは亡くなってしまいます。父も復讐のため犯人であるマグルを殺しアズカバンへ送られます。

家長となってしまったダンブルドアは妹アリアナを世話しなければなりません。。

学校に行けず自分の才能を発揮できず不満が募ります。

そんなとき自分と対等な才能を持ったゲラード・グリンデルバルドと出会います。

2人は新しい魔法界の秩序の計画を練ったり「秘宝」を探しにいったりしました。全ての魔法族の利益のための壮大な計画のはずでした。

死の征服者となる夢。

ダンブルドアは妹をおろそかに扱うようになり

グリンデルバルドがきっかけで事件が起こり妹アリアナは亡くなってしまいます。

 

家長となり妹のために自分の未来を犠牲にしなければならなくなり不満に思うダンブルドアの心情は理解できます。

計画を進めれば妹も自由になり自分も解放されると思ったのでしょうか。

 

結果、最悪な結末を迎え生涯の負い目を負うことになりました。

 

選択するのは自分。その結果に納得するのも後悔するのも自分。受け入れるのも自分。

自分が将来納得できる選択を選ぶことが大切ですが、其の時は良いと思っても、あとで取り返しのつかないことになる場合もあります。

 

病んだ家族と向き合い過ごす事はたやすいことではありません。

 

現実社会でも親や家族の介護をしきれず悲しい結末を迎えることがあります。

だれも責めることはできません。

 

もっと周囲が手助けできたら。

苦しむ人を個人や家族だけでみるのではなく社会全体で受け入れ、お世話することができればと思います。

 

いろいろと考えさせられる場面でした。

 

スネイプ先生のこと

やはり、二重スパイをしていたようです。

スネイプはハリーの母親リリーに思いを寄せており

そのリリーのためにいきていたようですね。

 

ルーピン先生のこと

一行も描かれないまま亡くなっていたルーピン先生ですが(がが〜ん)

孤独な人生でしたが結婚し子どもが生まれ希望を残して行けた事、ハリーが子どもの名付け親になってくれた事など暗いストーリーの中で、ほのぼのあたたかいエピソードでした。

 

 

ドビー

妖精ドビー。亡くなってしまい残念です。

しもべとは書かないでおきますね。笑^^

 

 

死を恐れ受け入れずあがき続けたヴォルデモートと死を受け入れることでヴォルデモートに勝利したハリー

3人兄弟の物語

死が3人の兄弟に語りかけましたーー

死は3兄弟が魔法を使ったことを誉めるふりをしました。

そして死を免れるほど賢い3人に褒美をあげると言いました。

1番上の兄から順に『死』は何が欲しいか訪ねます。そして

死は1番下の弟に何が欲しいかたずねました。

3番目の弟はいちばん謙虚で賢い人でした。

そして死を信用していませんでした。そこで弟は死に跡をつけられずにその場から進むことができるようなものがほしいといいました。

そこで死は渋々自分の持ち物の透明マントを与えました。

その後2人の兄は死に命を奪われました。

3番目の弟は死が何年探しても決して見つけることができませんでした。

3番目の弟はとても高齢になったときに、ついに透明マントを脱ぎ、息子にそれを与えました。

そして3番目の弟は死を古い友人として迎え喜んで死とともに行き、同じ仲間として一緒にこの世を去りましたとさ。

 

この3兄弟のものがたりにハリーとヴォルデモートの戦いの結末が象徴されています。

兄2人は最強の武器と不死に執着します。

1番下の弟は死を友として受け入れます。

兄2人がヴォルデモートで1番下の弟がハリーです。

 

私は最初、強い魔法や武器を手にいれてヴォルデモートを倒すのかと思っていました。

 

ですが最強の武器や不死に執着したヴォルデモートには手にする事のできない

愛する人たちのために死を受け入れたハリーが勝利した、無欲であった、それこそが最大の武器、そんな印象です。

 

予想外ではありましたが

感慨深い結末でした。。。

 

やはり、つい物欲、所有欲は多かれ少なかれ持っていますしある程度は必要です。

 

それでも

魔法やアイテムに頼らず、

何もなくても

強くいられる、

そんな強さが理想かもしれません。

 

 

未解決?(笑)あれ?っと思う点もありましたが

それ以上に得るものも大きく素晴らしい結末だったのではないかと思います。

 

J.K.ローリングさん、素敵なホグワーツの世界をありがとうございました^^

 

 

 

 

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