100分で名著 ガンディー3 “獄中からの手紙”

100分で名著 ガンディー3 “獄中からの手紙”

ガンディー 獄中からの手紙 (岩波文庫)

◆第3回 非暴力と赦し

憎しみを越えた真の勇気

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第3回目。ガンディーの言葉に感動してしまいました。これは現実社会で遭遇する出来事をどう捉え、受け止め進んで行くかを教えてくれます。素晴らしい教えです。

会社で、学校で、人間関係で悩んでいる方に読んで欲しいガンディーの言葉。自分用メモとしてしばらく書き綴ります。

◆アヒンサー

アヒンサーは非暴力という意味。傷つけない、という意味。

ガンディーはアヒンサーという概念で運動をした。

イギリスはインド人に対して指紋登録を義務化。証明書を持ち歩かなければならないルールを強要しました。

それに対しガンジーは登録証を燃やし、従わなかったため投獄されました。刑務所にはガンジーの意志を継ぐ者たちが毎日のように次々投獄。ついにイギリス側も折れて結果インドは人権を取り戻した。

イギリスによって塩の製造も禁止されていた。ガンジーは塩の行進も非暴力の精神に基づき行う。

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非暴力の方が強い意志 勇気が必要

暴力を使う人間の方が恐怖の中にある

勇者とは、剣や銃のたぐいではなく、無畏(恐れがない)をもって武装した人のことです。

恐怖にとりつかれた者たちだけが、銃や剣で身がまえるのです。

積極的な概念として非暴力を唱えた

アヒンサーこそは愛である。

◆愛について

相手が愛の法を守らないばあい暴力的な態度に出てくるかもしれません。

それでもなおわたしたちが、真の愛を心にいだきつづけるならば

ついには相手の敵意にうちかつでしょう

私たちが間違っている相手にも苛立たず、

必要とあらば、自ら苦しみを

ひきうける覚悟をせよ、との黄金律にさえしたがうならば、

行く手に立ちはだかる一切の障壁はおのずから消滅するでしょう。

傷つけない、にはも含まれている。

暴力的な手段によって手に入れた勝利は
勝利ではないと考えた

長いスパンでみると勝利ではない逃している
憎悪の連鎖がおきてしまうし
始まっていないし何も進んでいない

◆非暴力は手段

非暴力とはいえ、全く暴力しないわけではない

ガンディーは「目の前で女性が襲われていたら、あなたはどうするのか」と聞かれ
必要であれば、暴力を使うかもしれないと返している。

非暴力が臆病の盾になってはならない

アヒンサーはあくまでも手段であり、真理が目的です。手段が手段であるためには、

それはつねにわたしたちの手に届くところになければなりません。

真理に至るための手段として最も有力なものがアヒンサー

例外はある。愛がなければならないと戒めた。

やられたらやり返したい・・・という思い。

しかしガンディーが怒りから生まれる憎悪こそ欲望だと考えた。
怒りを越える
赦しを・・・

古のある真理の探究者はアヒンサーの真価に気づいたものと思われます

彼が直面した問題は「わたしに苦難をもたらす者たちをゆるすべきか、
それとも打ちのめすべきか」ということでした。

他人を打ちまかそうとやっきになっている人は、前進することなく、
ただその場に
立ち尽くしているだけです。

これにたいして、
禍をもたらす者をもゆるす人は、
自ら前進するとともに、

ときには
敵対する他者をも共に連れ立ってゆくことを、 かの求道者は悟ったのです。

最初は害をなす者を
やっつけようとしましたが
そうするうちに、

己の探求の対象である真理
自分自身の外ではなく。
内にあることを学んだのです。

それゆえに彼は暴力に訴えれば訴えるほど、
ますます真理から遠ざかってゆくのです。

なぜなら、
外なる仮想の敵と戦っているときは、
内なる敵を忘却していたからです。

支配している側、されている側。共犯関係ではないか?
インドはイギリスを招き入れた結果、イギリスによる支配となった。どちらが悪いという考えではない。
支配と愛の差。
勝利と赦し

外に敵がいる。しかし向けている怒りこそが内なる敵なのではないか。

自分はこの内なる敵を乗り越えないといけない。
それは一体何かというと赦しという問題。
ゆるせないと思うことこそが欲望なのではないか?

イギリス
インドは共犯関係。

怒りにさくエネルギーを分析に向ける・・・赦しに持って行く。

非暴力は消極的なのか?という問いに対してガンジーは非暴力は消極的ではなく積極的と。

これが正しいと言う人は、どうしても他者にたいして非寛容的になってしまう。

◆ガンディーの心に残った言葉

どれも素晴らしい名言ばかりで素晴らしかったです^^特印象に残った言葉は。

★暴力的な手段によって手に入れた勝利は
勝利ではない

★非暴力が臆病の盾になってはならない

ゆるせないと思うことこそが欲望なのではないか?

この3つです。

暴力的な手段で手に入れた勝利なんて勝利じゃないって!スカッとしました。笑

非暴力を臆病の盾にするなという言葉。戦わなくてはならない時もある。非暴力を言い訳にして逃げてはいけない。根底に思いやりがないといけないのですよね。

最後にゆるせないと思うことこそが欲望である。

日々生きていると許せないと思う出来事に遭遇します。

自分が被害を受けることもあればテレビで流れる無情な事件に憤り、許せない思いが涌き上がってくる。

しかし、この許せないと思うことが欲望であるのなら?

そう初めて気づかせてもらった。今後衝動的にゆるせないと感じる出来事に遭遇したら、ガンディーの言葉がでてくるでしょう。そうしたら心の揺らぎが減る。素晴らしい特集ありがとうございます^^テキスト購入します^^

ガンディー『獄中からの手紙』 2017年2月 (100分 de 名著)

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